年少さんの体育教室にお邪魔してきました。
ぽかぽか陽気の青空のもと、今日は外で縄を使った遊びとおおかみゲームがメインです。
「とんとんまーえ!とんとんまーえ!」のかけ声とともに田辺先生のところへ整列します。
どの子も先生の話をしっかりと聞いて準備体操が始まりました。
まずは園庭に書かれた白線トラックを走って体を温めます。
走っている途中で先生から「肩!」や「ひじ!」などと声がかかったら、自分ではなくお友達の体にタッチします。
近くにいるお友達同士でタッチしたり、グループで集まってタッチし合ったり、クラスごとに違いがあって微笑ましかったです(^ ^)
次は縄跳びの縄を使った運動です。
地面に縄で丸を作って両足ジャンプ!
細長い丸を作って足を開いたり閉じたりしながらジャンプ!
縄の上を平均台のようにして歩いたり、ズボンのウエストに縄を挟んでしっぽにして走ったり、縄ひとつでバリエーション豊かな運動が行われていました。
縄をプロペラのように回すのは、縄跳びの腕の回転を学ぶ為だそうです。
子ども達に縄の特性を理解させながら、わかりやすく指導してくださっていました。
もうひとつのメイン、おおかみゲームが始まりました。
クラス全員で1列になって手をつなぎ、白線で囲まれた"おうち"の中からスタートします!
子ども達は「おおかみさん、おおかみさん、今何時?」と言いながら横1列になって歩き出し、田辺先生が「朝の○時」や「おやつの3時」などと答えてくれます。
楽しく夜の時間まで進んでいくと思いきや...「夜中の12時〜!」と言われたら田辺先生がおおかみになるので、みんなは白線のおうちまで走って逃げなくてはなりません!
キャー!と全速力で逃げる子ども達。
どの子も一生懸命に走っていました!
最後は先生から言われた色を遊具の中から見つけ出し、タッチしたら戻ってくるゲームです。
中には遊具の中に潜って色を見つけ出す子もいて、子ども達の行動力の高さに驚きでした!
3クラスの体育教室が終わったあと田辺先生にお話を伺いました。
トラックを走りながらのゲームやおおかみゲームなど、すべて運動理論に基づいた目的のうえで組み立てられていること。
時期や季節、園の特徴に合わせて内容を変えていることなど。
子ども達が楽しみながらも、実は奥が深く充実した内容で運動能力を高められる体育教室。
親として、とても貴重でありがたい授業だと実感しました。